「王様は裸だ!」と言う事は出来ないまでも。

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毎朝9時半から始まる朝礼、本日終わったのは11時だった。1時間半。。なぜなら今日は月1度の支社長朝礼だった。ここ数カ月、支社長朝礼の日は直行していた為久々の支社長朝礼。

9時50分には通常朝礼が終り、その後1時間以上は支社長が一人でひたすら喋っている。       喋れども喋れども喋りや止まない。                                10時半超えたあたりからイライラがこみ上げてきて、【落ち着け】と思いながらハンドクリームをぬって気持ちを静めて、10時45分には【長いんだよ、ジジイ!!】と叫び出しそうになったので配られたプリントにミスチルの花火の詩を書いて時間を潰してみた。                                       支社には、12個の営業所がある。と言うこ事は、1ヶ月に12日各営業所に出向きこのボリュームでお話なさっている。更には定例会議が月に5日。全会議もフル出席。会議の〆は支社長からのお言葉、1時間。1ヶ月30日のうち17日は、講演会やってるわけだ。

 それはそうと、1時間も一体何を話すのか?                         ほぼ聴いてないが、先月の総評。「数字は出来か」「新人採用は出来たか?」「またそれに結びつくプロセスはちゃんとやっているのか。」んもう~分厚い資料に、細か~いデータが支社の250人分のっている。                            あとは、所長、スタッフいじり。「どこどこの所長は評判が悪い」「今度移動してきた所長は年取っている「髪が薄い」などなど・・・【いじる】と言い方は優しすぎるかも、もはや小汚い悪口にしか聞こえない。本人は、毒舌芸人ぽくのりで話しているつもりなのかもしれないけど、テレビとかで出てる毒舌の人って、一見悪口言っているように見えるけど言えば言うほど言われた人が良く引き立ってたりする。もしくは、悪口言うと見せて、言っている対象と仲の良さ、信頼関係が伝わってきて場が和むとかだxちたら良いんだけど。そのどっちでも無いから。

私みたいな末端営業職員ではなく、もっと身近で肩を並べて働いている人は一体どう思っているのだろう?

【裸の王様】という話は、子供の時も呼んだし子供達にもよく読んだ童話の一つだった。【滑稽な王様の話】だと思ってた。でももっと滑稽なのは                          「なんと素敵なお召し物でしょう。よくお似合いです!」                     と口々に褒めそやした家来と町の大人達ではないかと、支社長を見ながら思った。

長い人生、一度や二度は調子のってしまう事があるだろう。スーパー地味は私でも、きっとそんな事はあった、と思う(本当に地味な人生なので思い浮かばないけど。)でも褒める家臣がいなければ裸の王様はうまれない。

問題は、ちゃんと周りが服を着ていない事を言えるかどうかだ。とは言え、会社員。「王様は裸だ!!」とはなかなな言えない。言えないまでもせめて、「なんと素敵な洋服でしょう!!」と褒めることだけはしたくない。

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