営業やってて保険とる以外のストレス。他部署との交渉権が無い事。 「あの～すみませんけど、こちらのお話も聞いて貰って良いですがね～」とか言える場がほしいと最近しみじみ思うのだ。
私たちの窓口は全て所長。所長経由で伝える。【実際に物事を決めてる人】と直接話す事は出来ないのだ。
所長もいろいろタイプがいて、面倒くさいの嫌いな人とか、何でも上司の言いなりになる所長の場合はもう最悪。前の所長は、このタイプで、何を頼んでも ｢いや～俺もそう思うんだけど支社がさダメだって言うんだよ～。｣ ｢ちょっとメールで聞いてみるから待ってて。｣ （←メールじゃなくて今すぐ電話で聞いてよ！！） とにかく弱腰っていうかやる気なし。
その点今の所長は、契約を通す為なら出来るだけの事をやってれる。彼の受話器を上げる手はカルタ取りのように早い。
｢さっきメールで送った案件なんだけど何とかならない？｣ ｢今日中に何とかして！！｣ と、とにかく強く出てくれる。
他部署に対して交渉権が一切無い私たち営業マンにとって、所長の交渉術はとっても重要だ。
そう。どうでも良い事だが、つい最近突然【机を全部新しく入替える。】と突然通達が来た。
「え？！今ので充分だよ。何処に金かけてんだ～！！」 「荷物の整理と移動が面倒くさい。｣ と大ブーイングだった。
｢まあ、新しくて綺麗な机になるから。｣
となだめる所長。 新しくなった机は白くて確かに綺麗だった。だが横にも下にも縦にも引出が一つもない。常時使う書類、封筒、ホチキスに至るまでちょっと離れた自分のロッカーに取りに行かないといけない。めっちゃ不便。さらに机の表面がザラザラした素材で書類を書くと字が凸凹になる。ただのお茶飲むダイニングテーブルか？！もうここまでくるとギャグかと思よ。
その他にも私たち営業は日々、様々な通達をうけるけ。「来月から保険商品が新しくなります。」「来月イベントやるので最低1名は集客して下さい。」「自動車保険も販売販売して下さい。」「既契約者には半年にいっぺん連絡をして」 もう数えたらキリがなほどいろいろ指示が来る。 テトリスの最後の方でめっちゃ早くブロック落ちてくるみたいな感じ。皆もう処理できなくて現場はゲームオバー寸前なのだ。
何処で誰がいつ決めてんだか。ちょっとは現場に意見とか聞いてくれたら良いのにね。
そう、[何処で誰が]それを知っているか知らないかって結構重要な気がする。決めている人の顔が見えない。きっと本社にいる偉い人何だろうけど。
一方、私たちの意見は要望は、なかなかどうして通らない。 例えば、【健康状態の審査に使う健康診断が原本じゃ無いから審査できません】とか。(←必要事項全部記載されてんだから頼むよ～) 例えば、【保険料の引落し口座の届け印が違うとのことで、申し込み不備となり契約出来なかった】とか(←今時契約手続きに銀行印が必要な会社なんて無いし) 折角契約が取れそうでもこうゆう事務手続き上の都合でパーって事もある。
手続きをしていただいたのに、無効になってしまったのでお客様には平謝り。さらに申込手続きをして貰ったのに事故落ち（申込書にサインをしたが書類不備などで契約が成立しない）となると、それは営業マンの責任となり会社からも軽く注意を受けるの事になる。会社からは注意を受けお客様にはひたすらお詫び。
会社から注意を受けるのはどうでも良いけど、やっぱりお客様に申し訳ない。きっと沢山の営業マンが似たような事でお客様に謝ってきたと思う。私の軽～い頭かいくらでも下げる。いくらでも謝る。その事を会社の偉い人たちにちょとは知って欲しい。
会社と私たちの営業マンのパワーバランス。95：5ぐらいかな？一応組合があるから0％では無いと思うけど、組合の要望事項はなかなか通らない。
理不尽だな～と思うことがある度に、所長に ｢それっておかしくないですか？｣ と言っていたら、 ある日朝礼で ｢マイナス発言がちょいちょい聞こえてくきます。マイナス発言は辞めましょう！｣ と言われた。
それって私の事？(←私のひがみ妄想かだろうか？)
その後、たまたま所長と話す機会があったので ｢おかしいと思う事をおかしいと言わない方がよっぽどマイナス行為だ。｣ と言ってやった。フン！！
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