「人に必要とされる事」それはと本来とっても誇らしくって喜ばしい事。のはずなのに。
なのに何でだろう、今の職場で 【あなたが必要】と言われても なにも感じない っていうか鬱陶しい。うざい、イラつく むかつく、もう止まらない。。。
よく思い返してみたら 【あなたが必要なんて】今まで言われたことあったけな？ まぁこんなぐーだら営業マンですから、プレミアムな仕事をしている訳では無いけど。
しかし 【辞めるな】とは言われる とにかく【辞めるな 辞めるな 辞めちゃダメーとは】言われる。【辞めるな】＝【あなたが必要】では無い。
このブログに再三愚痴を書いてるとおり、モチベーションだだ下がりの中、(タイミング良く？)田舎の母が倒れた。(私の実家は、新幹線をつかって片道3時間ほど。)
「ここまでか」と思い、母が倒れた、高齢の父も居るので介護と仕事の両立は難しい。ざっくりこんな様な旨趣を伝え、どどのつまりは【辞めたい】と言った。なにより言うまでにも時間がかかる、
「すみません所長、ちょっと話があるので時間をとって欲しいのですが。。。」
営業マンのちょつとお話が・・青空に一瞬にしてどす黒い雲が現れたかの様に所長の顔が変わる。だって大体の話は、その場でするからね。【ちょっと改めて時間をとって】とは退職の事に他ならない。この職場は退職にとても敏感。周りから悟られない様にこっそりと話。なぜかって？一人が言うと【退職の連鎖が】起きるからだそうだ。一人の退職申し出で連鎖が起こるようではそもそも根本的にどうなの？って思うけど。とにかく個室でこっそり話す。こっそりって言っても個室から所長と出てくると皆大体の事は察する。が、誰もその事にはふれない。
さて、所長のリアクション。
「所長、ちょっと話があるのですが。。。」 「今締め切り前だから後にして」
とか平気で言うのよ。
自分が用がある時は、速攻呼び出すくせにさ！！まあ、それでしつこく言って何とか話しに応じて貰う。（本題入るにも大変だ。）すると所長の回答は
「困るから。」「有給あるでしょ。」「相談しながらやって。」「今人が足りないから。」
など大体4つのワードを順番に繰り返されて終わるのである。そして次の日、昨日の話はまるで無かったかのように普通に仕事の話をする。「下期の係なんだけどさ～」とか。下期って来年の3月まででしょ？そんな先の話とかされても困るの。もう辞めたいって言ってるんだからさ！
誰だって誰かに力を借りて生きてるわけで、それはお互い誰かの力を利用し合っていると言い換える事も出来るのかも知れない。とは言え、ここまで頭数の利益として見られたんじゃさすがに辛い。あんたの利害の為に私は居るわけじゃ無いんですけど～とか言いたくなっちゃうよ。
そんなこんなで、言い出しても直ぐ辞めれず、2ヶ月3ヶ月・・半年と月日が流れ、その間に別の人も辞めたいと言い出すと言う、プチ雪だるま状態だ。
一体、今、何人待ちなんだ？私の順番はいつ回ってくるんだ～～。
順番もさることながらメンタルもやられる。何せ辞めたいっていってるのに保険とってくるのが仕事なんだから。隣の班の山田さん、締め切りが聞こえてくる。
「山田さんさ、今月どうするの？誰に当たるの？（←誰に保険勧めるの？）先月も数字入ってないでしょ？0ってわけには行かなからさ。」
班員の中で一人でも契約0の人が居ると班長の責任になるので班長も必死だ。ここ数ヶ月どんどん顔が暗くなる山田さん。【もういい加減辞めさせてやれや～ 私はまだ良いから先に辞めさせてやれや～】と思ってしまう。
彼女の話によると、退職の話をしたくてもなかなか応じて貰えず、やっと話しても
「そんな仕事なんだから辞めたいってさっと辞めれる分けないでしょ。」「営業所の人が足りないの分っていてよく言うね。」「義理に欠ける｣
など、所長と班長にフルボッコに言われたらしい。なんか悪い事してるみたいにな言われ用だけど、シンプルに転職したいってだけの話じゃん。
特に班長は【恩・義理・情】と言う言葉をよく使う人だ。でもさ、恩とか義理って部下から上司にだけ注がれるものでは無くお互いに感じ合うものでしょう？山田さんは、よく気が利いて営業所の雑務を沢山やってくれている。もう何年も一緒に働いた人に、
｢淋しいけど今までありがとう。これからも頑張ってね。｣
って言えないってどうなの？巡りに巡って会社の評判を落とす言動だと思うんだけど。
｢本社電話すれば良いじゃん、なんなら労働基準監督署に連絡すれば良いじゃん。」
ってつい言ってしまった私。う～んと渋る山田さん。簡単に口走ってしまったけれど、私だって事出来ない。なんで出来ないなろう？それは
今まで当然だと思っていた世界に異を唱える事は、とっても難しい。
異を唱える人こそが、その会社の中では悪なのだ。この場合、
【執拗に退職を止める人】＝【一生懸命働いている人・会社の事を真剣に考える意欲のある人】 【辞める人】＝【悪】 【辞めるの止めない人】＝【やる気の無い人】
って感じだろうか？
【営業マンの採用】これは長い間、保険を売るのと同時に生保レディーが中心としてやってき。【営業マンの人数の確保】これも営業所長、班長に課せられた大きな任務でノルマもがっつりある。
班長は班員さんの数で給料が変わるし、一介の生保レデーは、新人さんを採用すれば班長になる権利を与えられる。自分の班の人数が増えて、そこから新しい班が出来て独立すると、親である班長はもっと上に行けると言う仕組み。
創業以来ずっとそうしてやってきて今がある。歴史を作ってきた。それを
「イヤイヤ、採用は営業マンだけじゃ無理じゃない？」「企業努力の問題もあるよね？」「辞めるの何ヶ月も止めるとかあり得ないでしょ？」
とか言ったに日は、非国民 ならぬ 非会社民（←そんな言葉無いけど）だ。でも会社の中で、沢山の人が一生懸命働いている。営業だけじゃ無く、事務とかで働いている新入社員だっている。もしそんな中で労基とかにいってなんか騒ぎになったらどうなってしまうんだろうって考えてしまう。【会社の膿を出す】なんて言葉があるけど膿を出すのと一緒にどんな事が起こるのか想像がつかなすぎる。
ニュースで見る、内部告発ってすごいな～とこれまたしょぼい感想。いや、もっと言うと【自分以外の誰かが、言ってくれたら良いのに】と思っているんだ私は。チキンな自分がイヤになる。
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