友達に営業しまくっていた同僚 彼女の電話は魔法の電話?!

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最近、営業所の待望の新人さんが入ってきた✨年連も様々だけど、初々しくって良い。自分が入社したばかりの頃をちょっと思い出す。

入社したばかりの頃、2ヶ月間の研修を終えて営業所に来る。最初は訪問先の企業も無い、勿論だが既契約者もいない。それでも初月から当然ノルマはある。

覚えているのが、最初の契約は旦那の保険。その後たしか自分の保険。それぐらい・・・

当時査定は3か月に一度だった。さて3ヶ月後、私は最低ラインの基準もクリア出来ずに【あ~首か】と思っていたら首にはならなかった。

査定未達でスパッと首になるかと思いきや実は【お目こぼし】的な制度があったから😲

【来月は頑張ります。】みたいな反省文?決意文?みたいなのを書かされ(これ書かされるの本当にイヤだったな~😑)さらに所長も申請文を書いて本社に提出する。で、OKが出ればとりあえず首は繋がる。(このお目こぼし制度は年々厳しくなってきたものの今もまだある。)

入社して1年位は、この【お目こぼし】とか【自分の保険に入る】とかで何とか首をつないだ。

そんな私の前の席は、私の一月前に入社した山本さんと言う女の子。まだ25代半ばの若くて元気な女の子だった。

山下さん、ガンガンガンガン売りまくり⤴⤴ そのほとんどが友人知人。携帯を見ながら

「誰かいないかな~」

と言っては電話をかける。

「元気~?!今週暇?ご飯食べ行こうよ~!」「久しぶり~!今度のみ行かない?」

で、その人達からバンバン保険を取ってくる。そのうち山下さんの携帯は皆から「魔法の電話」と呼ばれるようになった。

営業は契約取ってなんぼ、友達だろうが飛込みだろうが中身は見えない。蓮月ノルマを達成した彼女は、まさにヒロインだった。

向かいの席の私はと言うと、旦那の保険をとった後、閑古鳥が鳴ないていた😑

入社も一か月しか変わらない山下さんが山下さんなだけにプレッシャーが無かったと言えばうそになる。

でも私は家族や友達に営業するのがどうしても出来なかった。

他にやる事も思いつかなかったので近くのお店を飛込みしてみたり、それと入社して3ヶ月目からは訪問出来る会社を割り当てて貰える。ただ、どちらの活動も直ぐに結果が出るわけでは無い。私には魔法の電話も無い。どうやって査定パスしてきたんだろう? 自分でも不思議。

でもね知り合いの契約は必ず尽きるもの。【魔法の電話】も【ただの電話】に戻る時が来る。魔法が解けた山下さんは1年も経たず辞めてしまった。

彼女が取った沢山の契約は、その後継続しているのだろうか? 入社して契約取って直ぐ辞める。それが保険屋さんが嫌われる一つの原因だよね。

彼女が、知り合いからバンバン契約をあげている時に「知人だけで契約を取っていると、いつかは見込みが無くなるから、今のうちにコツコツ白地開拓の活動をしておけ。と誰かがアドバイスをしていたら結果は変わっていたのだろうか? 

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